年齢も30代は中盤を迎えつつあり、「俺、このまま一般的に幸せと呼ばれる生活できるのかな・・・」という漠然とした不安に押しつぶされそうになることがよくある。というか、最近は毎日胸を掻き毟りたくなる。
もうちょっと人生楽観しろよと自分に言い聞かせてみたりはするものの、胸が締め付けられる感じは変わらない。
もう半年くらいこんな感じかな・・・と思い返すと、多忙を極めたプロジェクトが無事終了してからこんな感じになっている気がしてきた。
この本の中で、こんな下りがある。
人生、そうそう思い通りにはいかない。
仕事で失敗したり、恋に破れたり、いじめに遭ったり、友人と喧嘩したり、いろんなトラブルが待っている。
そして壁にぶつかるたび、つまずくたび、人の感情はネガティブな方向に流れていく。
愚痴をこぼし、社会を恨み、うまくいっている他者を妬むようになる。
……でも、そうやってネガティブになっていたところで、ひとつでもいいことがあるだろうか?
僕の結論ははっきりしている。
ネガティブなことを考える人は、ヒマなのだ。
過去を振り返っても事態は変わらず、未来に怯えても先へは進めない。
かけがえのない「いま」に全力を尽くすこと。脇目も振らず集中すること。将来の自分とは、その積み重ねによって形成されていく。
著者のことは好きでも嫌いでもないけど、現状を踏まえると「あー、正しいのかもしれないな」と思えてくる。
何かしなきゃなーと思いつつ、実際には何もせずぼーっとする時間が最近多く、そんななかネガティブな感情がぐわーっとやってきて、押しつぶされそうになる。
解放されるにはきっとシンプルな処方箋があって、その何かをすればいいんだろう。
今日も、起きてから何かしなきゃなーと思いつつ、何かしようとすると不安が襲ってきて、耐えられなくなってベッドに倒れ込むというのを何度と繰り返してこの時間だったりするんだけど、そこを乗り越えないときっと悪循環が続くだけなんだよね。
この本の終わりは、こんな言葉で〆られている。
有限の人生、絶望しているヒマなんかないのである。
そんな訳で、日中もやもやと過ごしてしまった分を少しでも取り返すために、これから勉強頑張ろうと思った次第です。