本日が極大のふたご座流星群、関東の天気がなんと回復傾向にありますね!
もうこれは観望行くしかないでしょ!ということで紹介記事です。
流星群ってなに?
流星、つまりは流れ星の事ですが、これが「いつもと比べてたくさん見える日」です。
ごくごく稀に「群」という名に相応しく、ピュンピュン流れる事もありますが、基本は10分に1個見れたらいいなって感じです。
昨日、僕が観望に行った際に、同じ場所に見に来たカップルがいらっしゃったんですが、見えました?と聞くと「15個くらい見たかなぁ。でももっとすごいかと思ってました」と素直な感想がいただけました(笑)
原理は、AstroArtssさんがよくまとまっているので、こちら参照するのがオススメです。
アストロアーツ:特集「2014年 ふたご座流星群」‐流れ星が見えるしくみ
勘違いされがちな点ですが、決して1日しか見えない訳ではなく、極大日と呼ばれる一番盛り上がる日から前後1週間くらいは、比較的流れ星が多い日になります(流星群の種類によっても異なりますが)
つまり、今日がダメでも、明日以降1週間くらいは、空を見上げればチャンスがあるという事になります!(僕は昨日見に行きました)
ふたご座流星群の特徴
3大流星群と呼ばれる流星群の一つで、他の流星群と比べて明るいのが多く、また量も多いです。
冬という時期の関係もあって(日本海側や東北でなければ)晴れて空気の澄んだ日に当たりやすいというのがあります。
こちらは2年前のふたご座流星群の時に撮った写真。右に大きな流れ星が映ってます。
アドバイス
晴れてる場所の探し方
せっかくのイベント、ちょっと遠出して見に行こうと思われる方も多いと思います。
ただ、普通の天気予報を頼りにして行ってしまうと、「晴れって書いてあるけどコレ薄曇りやん・・・」みたいなことが往々としてあります。
そんな時にオススメなのがこちらのサイト
1時間毎の「雲の量」を示してくれるので、快晴の場所を探すにはうってつけです。
何時くらいに見に行くのがいい?
一般的には、明け方の方が多く見えると言われています。
ただ、今回のふたご座流星群の時期は、24時くらいには月が昇っちゃうんですよね。
暗いところで見ようとすると、この月明かりが結構無視できません。
なので、21時から24時くらいの時間帯がオススメです。
どこに行くのがいい?
オススメは広い公園です。
ポイントとしては
- 街明かりが少ない場所
- その場所に灯りが無い(目にあかりが入ると、暗い星が見えづらくなる)
- 空が開けてる
- トイレがある(忘れやすいですが重要!)
といったあたりでしょうか。
どのあたりの空を見上げるといい?
ふたご座流星群というくらいなので、ふたご座のあたり!・・・という訳ではありません。
全天どこにでも飛ぶので、視界いっぱいに星空が広がる様に見ればどこを見ても良いと思います。
オススメは、寝っ転がって空全体を見る方法です。
写真撮りたい!
必要なものは三脚です。コンデジの場合は、シャッタースピードを調整できれば10秒〜30秒。なければ夜景モードでも撮れる場合があります。
Lumixをお持ちの場合は、星空撮影モードがあると思うので、そちらで撮ることも可能です。
注意点
防寒対策
星を見に行くということは、開けてる場所に行くことが多いかと思います。かつ、見てる間は基本じっとしてる。いつもの数倍といっても過言じゃないくらい体が冷えます。
これ以上重ね着できない!というくらい、可能な限りの防寒対策をしてください。
忘れがちなのが足元。厚手の靴下がない場合は靴下も重ね着しちゃってください。
ドンキホーテで安く寝袋が売ってたりもするので、車で移動可能な方は調達してから向かうのもアリかもしれません。
安全対策
暗いところに向かう訳ですから、できるだけ人と行くことをオススメします。女性は特にですね。
危険な目にあう事を防ぐというだけでなく、万が一体調が悪くなったりした場合でも助けてもらう事ができます。
トラブル対策
どこに観に行こうかとGoogleで検索し、いわゆる有名スポットに行かれる方も多いかと思います。そうすると、いろいろな人がいたりするんですね。
みんな「星を楽しみたい」という気持ちで来ています。そしてその楽しみ方も様々。
ゆっくり見たい人、わいわい見たい人、写真を撮りたい人、いろいろな人がいます。
どうか、自分の楽しみ方を害する人がいたとしても、寛容な気持ちで一つお願いします。
最後に
せっかくのふたご座流星群。イベントなので、「観望」というと大げさですが、お出かけしてほしいなーと思ったりしてますが、時間が無い人も多いですよね。
そんな時は、街中でも15分くらい空をぼーっと見上げてみるのもいいかもしれません。
こちら、一昨日にうちのマンションから撮った写真です。
これは目視でも確認できた流れ星を捉えたもので、写真ではうっすらですが、目視でははっきりと見る事ができました。
我が家は繁華街の真ん中にあり、環境としては最悪な部類にはいります。そんな中でも見える時は見える。
運の要素も絡みますが、試してみる価値はあります。
星を見る。いつでも観れるからこそあまり見ない。こういったイベントをきっかけに、空を見上げる人が少しでも増えてくれたらなと思ってます。