今日学んだこと

読書感想文とか、勉強した内容とか

クラシックを聴いてみよう:バロック音楽 ヴィヴァルディ編

会社を出たのが21時くらい。電車が人身事故で止まっており、お家についたのが23時前くらい。

さぁがんばって最近宣伝しまくりのWebサービス改善するか!って思ったけど、コーヒー入れて、机の前にいざ座ると、「あー、なかなか投稿増えないなか、俺何がんばってるのかな・・・」とちょっと憂鬱になりまして。

なにか作るって、こういうの乗り越えていかないといけないんでしょうね。

文章書いたけど見てもらえない、絵を描いたけど反響がない、システム作ったけど使ってもらえない。

多分、こういうのを乗り越えた人が、何かしらの成果を出してるんだろうなぁと思いながら、たまには休憩も必要だよねと本日は音楽の話です。読者層とマッチしてない気もするんだけど、最近Webサービス用のTwitterアカウントでいつもとは違うクラスタのTL眺めて得るもの多かったりしてるので、よくわかんないけどそんな感じで見ていただければと思ってます。

前回のバロック音楽の記事

今回の主役 ヴィヴァルディさん

ヴィヴァルディさん。有名人ですね。四季は誰でも聞いたことがあるのではないでしょうか。イタリアの作曲家です。聖職者であり教師であり、オペラなんかも多く残してます。決して四季だけの一発屋ではありません。

謎の失踪後ウィーンで最期を迎えてますが、割と楽しく人生謳歌してたみたいです。聖職者なのに、女性歌手と密会してたりとか。

四季

はい、めちゃくちゃ有名な曲です。

いろんな録音がありますが、僕のオススメはジュリアーノ・カルミニョーラの演奏です。

ジュリアーノ・カルミニョーラ - Wikipedia

このおっさん、なんか渋くてカッコいいんすよ。

http://instagram.com/p/vgTi0RH53M/

ちょくちょく来日してるんですが、マダムなおばさま達の黄色い声が割とマジに聞こえてきます。すらっとしててバイオリンを構える姿もまー絵になる。かっこいいだけでなく、このyoutubeの聞いてみてください。クラシックいいかも!ってなるから。


Vivaldi - The Four Seasons "Winter" / Le Quattro ...

いっつも連れ立ってるヴェニスバロックオーケストラの皆さんも、当時の楽器を使っており、普通のオーケストラでは見ないような名前のわからない楽器とかでてきます。CDで楽しめて、2年に一度くらいは来日してるので、コンサートに足を運ぶこともできる。オススメです。

 

で、四季についてですが、もうそのままですよね。主題がわかりやすくてクラシック入門にちょうどいいんじゃないでしょうか。

  • 協奏曲第1番 ホ長調、RV.269「春」(La Primavera)


春がやってきた、小鳥は喜び囀りながら祝っている。小川のせせらぎ、風が優しく撫でる。春を告げる雷が轟音を立て黒い雲が空を覆う、そして嵐は去り小鳥は素晴らしい声で歌う。鳥の声をソロヴァイオリンが高らかにそして華やかにうたいあげる。

牧草地に花は咲き乱れ、空に伸びた枝の茂った葉はガサガサ音を立てる。羊飼は眠り、忠実な猟犬は(私の)そばにいる。弦楽器の静かな旋律にソロヴァイオリンがのどかなメロディを奏でる。ヴィオラの低いCis音が吠える犬を表現している。

陽気なバグパイプにニンフと羊飼いが明るい春の空の下で踊る。

  • 協奏曲第2番 ト短調、RV.315「夏」(L'Estate)


かんかんと照りつける太陽の絶え間ない暑さで人と羊の群れはぐったりしている。松の木も燃えそうに熱い。カッコウの声が聞こえる。そしてキジバトの囀りが聞える。北風がそよ風を突然脇へ追い払う。やって来る嵐が怖くて慄く。ヴァイオリンの一瞬一瞬の“間”に続いての絶え間ない音の連続が荒れる嵐を表現している。

稲妻と雷鳴の轟きで眠るどころではない、ブヨやハエが周りにすさまじくブンブン音を立てる。それは甲高い音でソロヴァイオリンによって奏でられる。

嗚呼、彼の心配は現実となってしまった。上空の雷鳴と雹(ひょう)が誇らしげに伸びている穀物を打ち倒した。

  • 協奏曲第3番 ヘ長調、RV.293「秋」(L'Autunno)


小作農たちが収穫が無事に終わり大騒ぎ。ブドウ酒が惜しげなく注がれる。彼らは、ほっとして眠りに落ちる。

大騒ぎは次第に弱まり、酒はすべての者を無意識のうちに眠りに誘う。チェンバロアルペジオに支えられてソロヴァイオリンは眠くなるような長音を弾く。

夜明けに、狩猟者が狩猟の準備の為にホルンを携え、犬を従える。獲物は彼らが追跡している間逃げる。やがて傷つき獲物は犬と奮闘して息絶える。

  • 協奏曲第4番 ヘ短調、RV.297「冬」(L'Inverno)


寒さの中で身震いしている。足の冷たさを振り解くために歩き回る。辛さから歯が鳴る。ソロヴァイオリンの重音で歯のガチガチを表現している。

外は大雨が降っている、中で暖炉で満足そうに休息。ゆっくりしたテンポで平和な時間が流れる。

私たちはゆっくりと用心深く、つまづいて倒れないようにして氷の上を歩く。ソロヴァイオリンは弓を長く使ってこの旋律を弾き、ゆっくりと静かな旋律に続く。しかし突然、滑って氷に叩きつけられた。氷が裂けて割れ、頑丈なドアから出ると外はシロッコと北風がビュービューと吹いていく。そんな冬であるが、もうすぐ楽しい春がやってくる。

四季 (ヴィヴァルディ) - Wikipedia

 

と、いうわけでいかがでしょう。オチも何もありませんが、クラシックってなかなか聞かないものだったりするので、youtube経由でもいいので、たまには違ったジャンルの曲を聴いてみるのはいかがでしょうか?